こんにちは!NCS(CanSat班)PMです!
先日、種子島ロケットコンテストに参加してきました!今回は、大会に出場した機体の紹介と大会結果を報告したいと思います!
今回の種子島ロケットコンテストには、2年生から4年生が各学年に分かれて製作した3機体が参加しました。どれも完成度の高い機体となりました。
MONONOFU-NEO
この機体は、2年生チームが開発した機体です。自律制御カムバック部門に出場し、落下衝撃がモーターの軸に加わらないようにタイヤとモーターを分離し、軸受けとして自作のベアリングを搭載しました。また、マイコンには自作のesp32の開発ボードを開発し、使用しました。市販の開発ボードでは高さが出てしまうため、表面実装できるものを開発しました。
Explorer Kit Schritt
この機体は、3年生チームが開発した機体です。遠隔制御部門に出場し、スマホアプリでの操縦に挑戦しました。さらに、このアプリでは、操縦をするだけでなく、機体に搭載された、9軸センサの値や、カメラによって撮影された映像をリアルタイムで見ることができます。また、CanSatのキット化に取り組み、作り方等を公開する予定です。
Tri Jansen
この機体は、4年生チームが開発した機体です。オリジナルミッション部門に出場し、「ひれ機構」による走行に挑戦しました。ヒラムシをモデルに開発したヒレ機構は、陸上だけでなく、水中を泳ぐこともできます。技術交流会ではこの独特すぎる走行方法から多くの注目を集めました。
大会結果
大会の結果、Explorer Kit Schrittが0mゴールを達成し、遠隔制御部門優勝、Tri Jansenがオリジナルミッション部門準優勝という結果を残すことができました。MONONOFU-NEOは電熱線でPE線を切ることによるパラシュートの分離に失敗し、絡まってしまうという結果でしたが、完成度の高い機体を作ることができました。団体としては、去年に引き続き受賞することができ、NCSとしても自信につながる結果となりました。
今回はNAFTから3機体出場という大所帯で臨んだ種子島ロケットコンテストでしたが、無事に終えることができ、2つも賞をいただけたことがPMとしてもとてもうれしいです。また、技術交流会では他団体の機体を見せてもらったり、意見交換をしたりと有意義な機会となりました。今後も新しい技術に挑戦し、受賞を目指して活動していきます!